
ナデシコ(ダイアンサス)の育て方ガイド|Garden Days
可憐で丈夫、日本の風景に溶け込む花
基本情報
分類:ナデシコ科 / ナデシコ属
学名:Dianthus spp.
開花期:4月〜10月(初夏〜秋が主)
草丈:10〜60cm(品種によって異なる)
耐寒性:強い(多年草・一年草あり)
耐暑性:やや弱い(風通しがカギ)
日照:日なたを好む
ナデシコとは?
「撫子(なでしこ)」の名前は、“撫でたくなるほど可愛らしい”という意味から。
古来より親しまれてきた和風の草花でありながら、洋風のガーデンにもよく似合います。
現在では、四季咲きタイプや改良種(ダイアンサス)も豊富で、寄せ植えにも大活躍。
見た目の繊細さに反して、とても育てやすいのが魅力です。
育て方のポイント
適した場所
日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。
半日陰でも育ちますが、花つきはやや控えめになります。
用土
水はけのよい土が基本。
鉢植えなら草花用培養土に軽石や赤玉土を1〜2割ほど混ぜると蒸れにくくなります。
植え付け
苗の植え付け適期は春(3〜4月)または秋(9〜10月)。
株間は15〜20cmを目安に。
水やりと肥料
水やり
表土が乾いたらたっぷりと与えるのが基本。
過湿を嫌うため、梅雨時は鉢の置き場所に注意。
肥料
開花期が長いので定期的な施肥が大切。
春〜秋にかけて、月1回の緩効性肥料、または週1回の液体肥料を。
手入れと管理
花がら摘み
咲き終わった花をこまめにカットすることで、次々と新しい花が咲きます。
花茎を根元から切ると見た目も整い、病気も防げます。
切り戻し
夏前や株が乱れてきた時に全体を1/2〜1/3ほど切り戻すと、秋にも再び花を楽しめます。

よくあるトラブルと対策
| 症状 | 主な原因と対策 |
|---|---|
| 花が少ない | 肥料不足や日照不足。日向に移し、追肥を。 |
| 葉が黄色い・枯れる | 水のやりすぎ・蒸れ・根詰まり。通気改善を。 |
| 根元が黒くなって倒れる | 根腐れの兆候。土壌改良と風通しの確保を。 |
| アブラムシ・ナメクジ | 発見次第駆除。春〜初夏は特に注意。 |
寄せ植え・おすすめ活用法
草丈が低めの品種は縁取り花壇やハンギングバスケットに。
フレンチラベンダーやローズマリーなどのハーブと組み合わせても調和します。
ピンク・白・紫などの色調をまとめると、和洋どちらの庭にもマッチします。
まとめ
ナデシコ(ダイアンサス)は、長く咲き続ける丈夫な草花でありながら、見た目はとても可憐。少しの手入れで、花壇・鉢植え・寄せ植えのどこでも活躍してくれます。
和風ガーデンにもしっくり馴染むので、日本らしさを残した庭づくりにもぴったりです。